退院3か月後
退院3か月後は、あまり体調が良くありません。
2021年1月9日
2020年1月27日(現在)
1か月前から体調に、変化が出はじめました。
食欲が無くなったり、関節の痛みがでたり、湿疹が出はじめたりしました。
退院から…ちょうど3か月たった頃、私は帯状疱疹になり、入院しました。
帯状疱疹・入院
2021年1月14日 (木)に皮膚に、異変を感じました。
陰部が、カサカサしたり、突っ張るような感覚があったのですが、痛みがなかったため、GVHDの皮膚症状だと思いました。
私はさい帯血移植(骨髄移植)をしているため、移植の障害として、GVHDの症状が出ます。
※ GVHDとは新しい血液細胞が、移植者の体を敵とみなして、攻撃することです。
GVHDの症状は、人それぞれで、体の色々な所に症状がでます。
GVHDが悪化しないように、病院から処方されていた、ステロイドのクリームを塗りました。
すると、次の日には、陰部とお尻に、できものが発生したのです。
帯状疱疹が出来た部分に、ステロイドを塗ると、悪化します。
ステロイドは免疫を抑制するため、帯状疱疹のウイルスの増殖を、助けることになります。
画像 ー お尻のできもの 1月15日(金)
次の日になり、急に陰部の腫れがひどくなり、腫れによる痛みで、耐えれなくなりました。
この日は、土曜日なので、通常はかかりつけの病院も休みです。
しかし、あまりに痛かったため、病院に電話をしました。
私のかかり付けの病院は、救急外来も行っていたため、診察して頂けることになりました。
腫れている場所が悪かったので「女性の先生に診てもらいたい」というと、了承いただけたため、女性の先生に診てもらいました。
女性の先生2名に診てもらいましたが、皮膚科の先生ではなかったため、症状の判断が付きませんでした。
一応、ヘルペスかもしれないということで、ヘルペスの治療で処方される、塗り薬を出してもらいました。
この薬を塗れば、腫れも治まるのかと思っていましたが、次の日、さらに痛みが増したのです。
痛みだけでなく、尾骨がズキズキして、普通に歩くことが困難になっていました。
月曜日になれば、病院に行けると思いましたが、痛みが強すぎて、日曜でも空いている病院を探しました。
すると、「皮膚科泌尿器科」の病院が近くにあったのです。
朝早くから病院に行き、診察を受けたところ、帯状疱疹とのことでした。
帯状疱疹はヘルペスの一種で、体の中にいるウイルスが、体が弱った時に数が増え、湿疹が現れるのです。
このウイルスは水ぼうそうに、なったことがある人は、みんな体の中に持っています。
神経の中に潜んでいるため、帯状疱疹が出た時には、湿疹が出た部分の神経にも異常をきたすことがあります。
帯状疱疹の発生で、歩行困難になったのは、神経が障害を受けたからでした。
病院での診察を受けた時、お尻の湿疹が、大きく広がっていました。
皮膚の下のでは、神経の中で、ウイルスが大量に増え、その影響で、尾骨がズキズキし、歩行困難になったのでしょう。
入院
月曜日(1月18日)になり、かかり付けの病院の皮ふ科で、診察を受けました。
この日は、神経の痛みがさらにひどくなっており、杖がないと歩けない状態でした。
家にあるモノを杖の代用にして、病院に向かい、病院では車イスを押してもらって、移動をしていました。
陰部の腫れの痛みと、尾骨の神経痛と、体がだるく車イスでも辛く感じていました。
生活するのが困難な状態だったため、入院して体調を整えるようになりました。
個室
帯状疱疹は、健康な人には移りませんが、体が弱っている人に移るため、個室に入ることになりました。
入院中は、ほとんどベットの上で、寝転んでいました。
動かなくても痛みがあり、動くと激痛が走るため、なるべく動かないようにしていたのです。
尿を出す時は、特に辛く、痛みで顔がゆがんでいました。
画像 ー お尻のできもの1月21日(木)
入院中は痛み止めを処方され、神経痛には効いていましたが、腫れの痛みには、効果を感じれませんでした。
帯状疱疹がではじめて、痛みが増すばかりでしたが、入院3日目から、前日よりも痛みが軽減しました。
入院4日目は、尿が出ずらくなりました。
5日目は、なんとか尿が出るようになってきました。
そして、この日から熱が出るようになりました。
入院は8日間でしたが、退院日前日まで、熱が出ていました。
入院中の食事は、朝と昼しか食べなかったのですが、入院前から3時以降に食事をすると、吐いたり、腹痛が起きたりしていました。
恐らく、消化器がGVHDになっているのだと思います。
ステロイド増量
移植の治療を終えて、退院してからは、ステロイドを少しづつ減量していました。
しかし、前回の通院前から、体調が少しづつ悪くなってきていたため、1カ月間は、ステロイドの量を同量にすることになりました。
1か月、同じ量のステロイドでしたが、体調が良くならず、逆に悪くなってきたため、今回の帯状疱疹の入院中に、ステロイドを増量することになりました。
腕の帯状疱疹は数か所
退院後
退院後は、しばらく実家で過ごすことにしました。
体調が悪くなると、食事も作らなくなり、食生活が悪化し、さらに体調が悪くなる可能性があるからです。
実家に帰ってからは、椅子に座る時は、ドーナツ座布団を使用。
食事の時以外は、寒くないように、なるべくコタツで過ごすようにしています。
後は、体力をつけるために、気が向いた時に、散歩する予定です。
まだ、お尻や陰部に痛みがあり、チクチク、ズキズキが定期的に襲ってきます。
食事は1か月前から、あまり食べれなくなり、吐いたり、腹痛が出たりしていましたが、ステロイドが増量されたためか、朝昼晩、食べれるようになりました。