リンパ性白血病の大きな治療を終え退院して、10カ月になりました。
髪も伸びてきたので、縮毛矯正(ストレートパーマ)をかけました。
ストレートパーマかけた後
ストレートパーマかける前
髪型だけで、印象が違いますね…
やっと普通の人になったような気がします。
闘病中の髪型 → こちら
病歴・治療歴
始めて読む方のために、病歴や治療歴を簡単に書かせていただきます。
20歳~ 腹痛や下痢、痔が続く
21歳 クローン病と判明
※クローン病とは…原因不明の病・難病・口から肛門までの消化器に異常をきたす
21歳~27歳 クローン病の治療のため入院 3回
35歳まで クローン病は処方された薬剤の効果で、体調が安定
2か月1度 クローン病の定期健診
クローン病の定期健診の血液検査で異常か見つかる
2020年4月(35歳) 白血病が判明・治療開始
2020年8月 さい帯血移植
※さい帯血移植…骨髄移植のようなもので、血液の元となるものを、赤ちゃんのへその緒から採取した細胞を移植すること
2020年10月 退院
食事制限解除
前回の通院の時に、「発酵食品と、生ものを食べても良いとの許可」を主治医から頂きました。
納豆やヨーグルト、梅干し、さらに、お刺身も食べれるようになります。
食事制限で、大きな不都合はなかったのですが、外食などは色んな食材を使ってあるため、気を付けて注文する必要がありました。
解禁して、さっそくヨーグルトや、お刺身を食べました。
お腹の不調もなさそうだったので良かったです。
耐性獲得-卵アレルギー
骨髄移植(さい帯血移植)をしてから、私は以前なかった、卵アレルギーになってしまいました。
卵アレルギーと気づいたのは、今年(2021年)1月です。
退院してすぐのころは、骨髄移植による副作用GVHDを抑えるために、免疫抑制剤を大量に服用します。
そのため、卵を食べても何の症状もありませんでした。
※GVHD…移植された細胞が移植された人の体を攻撃することで、臓器障害などの様々な症状が起こること
しかし、少しづつ免疫抑制剤を減らすことで、卵を食べた時に、体調が悪くなったのです。
検査した所、卵アレルギーになっていました。
骨髄移植をすると、提供者の体質になるそうで、私は食べ物のアレルギーはありませんでしたが、なってしまったのです。
小さな子どもの多くは、卵アレルギーを持っています。
しかし、少しづつ卵を摂取することで、「耐性獲得」します。
卵が食べれるようになるのです。
しかし、大人の食物アレルギーは「耐性獲得」は難しいと現在は考えられています。
私はそれでも、もしかしたら、卵を食べれるように「耐性獲得」できるのではないかと、考えて少しづつ卵にチャレンジしてみることにしました。
卵ボーロを一日に3粒食べることから始めました。
3粒でも弱い吐き気を感じます。
1~2時間ほど、具合が悪くなります。
それを3日ほど行いました。
すると、普通の食事でも、お腹の調子が悪くなってきたため、中止しました。
卵を食べなくても、食後2~3時間後にお腹の冷えや、違和感を感じるようになりました。
吐き気・嘔吐・湿疹
急に体調が悪くなりました。
吐き気が強く、嘔吐しました。
食欲がなくなり、水分もほとんど取れなくなりました。
次の日は、少し回復しましたが、吐き気が少しありました。
さらに次の日からは、顔に湿疹ができました。
なぜ、体調が悪くなったのか考えました。
具合が悪くなった前日に、エアコンの掃除をしていました。
掃除用の薬剤を使って、掃除をしたため、家の中が薬剤のニオイがしていました。
そして、その日に美容室でストレートパーマをしました。
美容室でも薬剤のニオイが漂っていて、帰っても髪に付いたニオイがプンプンしていました。
エアコンと、髪の薬剤のニオイで、体調が悪くなったかもしれないと、私は思っています。
体調が悪化する前にも、卵を少しづつ食べていたので、体力が落ちていたのかもしれません。
体調は3日で改善しましたが、食後2~3時間で、腹痛が起きるようになっていました。
クローン病の症状
腹痛は、クローン病の症状に似ていました。
腸に炎症が起きていると、このような痛みがあります。
今の腹痛は軽いですが、気を抜くと、これが少しづつ悪化するのが分かります。
繊維の多い食品を食べると、腹痛が強くなります。
炎症している腸の中の壁に、食べ物が当たっているのだと思います。
クローン病がひどい時に、お米を食べても腹痛は少なかったことを覚えていたので、今日はお茶漬けを食べました。
お茶漬けでは、腹痛はほとんど感じませんでした。
しばらくは、油の多い食事や、野菜の繊維が多いモノは避けるようにしようと思います。
卵に挑戦しようとしたせいで、消化器官を傷つけたのかもしれないので、卵の「耐性獲得」は、主治医と話をして検討するべきだったと反省しています。
腹痛が起きたり、体調を崩すと、免疫が落ちるため、白血病の再発は増します。
私は白血病の中でも、再発しやすいタイプなので、こんなことがきっかけで再発したら、自業自得としか言いようがありません。
コロナワクチン2回目
コロナワクチン2回目は1回目ほど副作用はありませんでした。
1回目の当日は、熱や倦怠感は無かったものの、動くだけでも、注射した方の腕に痛みがありました。
腕の痛みは2日でなくなりました。
ワクチン接種2回目の当日は、腕の痛みがありませんでした。
しかし次の日から、わずかに腕に痛みを感じました。
この痛みが4日間ほど続き、その他の副作用はありませんでした。